片瀬の攻略法はハリスのサイズ
お久しぶりです。
何回もこれ言ってんな。
記事を書き続けるモチベの保ち方、難しいですよね。
先々週辺りに、今年初の海釣りに行ってきました。
場所は江の島近く、片瀬漁港です。
この漁港はいろんな面で優秀です。
釣り場近くにコンビニ、釣具店、トイレ、駐車場が完備が存在するだけでも家族連れなんかにはオススメできるのではないでしょうか。
唯一の欠点は、夏場になるとサーファーであったり、水上ボートが行き交うため
キャストする際に若干気を遣うところくらいですかね。
遠投が元々禁じられている漁港なので、そうそうぶつけたりすることは無いと思います。
地図を見て左側の堤防には白灯台、右側には赤灯台があることから
左が白堤防、右が赤堤防と呼ばれています。
自分が今回釣りをしたのは赤堤防側です。
というのも、白堤防側は遠洋に向かってキャストがしやすいためか
地元の釣り人等で混雑していたためです。
また、自転車や原付で釣り場ギリギリまで乗り入れできるのが要因みたいですね。
堤防の外壁側には石畳が積み上げられており、浮き釣りやヘチ釣り、穴釣りを行う人も多く見受けられました。休日だったのでしょうがない部分もありますが。
最初に釣り座を構えた場所は赤堤防の右側に生えてる突堤です。
江の島を展望しながら、最高のロケーションですね。
江ノ島側の堤防は非常に混雑していました。
過去の釣果、魚種、足場面でも片瀬より優秀だそうです。
あちらへ行くためには橋を10~20分近く歩く必要がある為
体力のないモヤシの自分にはちょっとキツい。
さてこの突堤部分、境川という河川と海が交わる、いわゆる河口のため
汽水域に生息する魚の実績があるようです。
キビレ、シーバス狙いのアングラーはここで釣りをするみたいですね。
チョイ投げにはちょっと向かないかも。
というのも、河口側は流れが強く、海藻やゴミが仕掛けに絡まり釣りにならないのです。
実際自分もそれが原因で早々と赤堤防へ避難した身です。
投げ釣りは堤防側へ!これ片瀬の鉄則!
片瀬漁港で狙える魚種ですが、
さきほど挙げたシーバス他には、シロギス、カレイ、シタビラメ、ハゼ、イシモチといった
サーフでの投げ釣りで狙える魚がメインとなっているようです。
シーズンによって釣れる物は変わりますが、基本的にはキス辺りを狙うのがベストかと。
シタビラメ……いつかお目にかかりたいものです。
竿はチョイ投げ用のコンパクトロッドを2本用意し
片方はブラー(重りとハリが一体となっている奴です)の8号と
ハゼ釣り用の誘導仕掛け6号で様子を見ることに。
重りは15号ですが、コンパクトロッドではちょっとキャストが厳しかったかもしれません。
6~8号程度の重りを用意しておけばよかった。
流れに負けるのが嫌!って方は、磯竿等の強い竿と重りで挑みましょう。
まぁ…遠投は禁止なんですけどね。
エサは漁港手前の釣り具点で青イソメを1パック購入しました。
店主のおっちゃんが気さくな方で嬉しかったです。
着いた時間も昼時だったため、しばらくはアタリが無く
餌の付け替えを行うため上げようとすると、ブラー側の竿に重みが。
しかし引きは無く、正直ゴミか海藻だと思ってました。
案の定ですよ。
投げ釣りの常連です。
ヒトデはこまめに仕掛けをさびかないとどうしても掛かってしまいますね。
コイツの正式名称は恐らくモミジガイです(間違ってたら御免なさい、経験から推測しています。的中確率は70%くらい)。
腕にたくさんの棘があることで、他種ヒトデと判別できます。
棘を生かして高速で海底を移動し、貝類を捕食します。
また砂に潜ることが得意で、砂地の海底に多く生息しています。
まさか食する人はいないと思いますが、彼らは体内にテトロドトキシンという毒を保有しています。フグが持っている毒と同じですね。
間違っても食べたらダメですよ~。
そんな危ないカレが釣れてから30分後くらい、ようやく魚らしい引きがありました。
アワセた時もコンパクトロッドなので引きがわかりやすく、「やっと魚か~」と安堵しちゃったよ。
こっちはハゼ用の仕掛けに来ました。
正式名称をヒイラギといいます。
アジの仲間で、キスと同じ砂地を好みことから、キス釣りの外道では有名だと思います。
群れで生息することが多く、1匹釣れたら何匹も釣れちゃうことも多々。
実は初めて釣ったんですよね、地元にはいない魚なので…。
この魚、あまり持ち帰る人はいないんです。
まず体表のヌメりが凄い。手袋をしていたので幸いでしたが、ハリを外す際に手の甲側にはムワ~~~っとヌメりが付着しました。
このヌメり自体は塩を振ってよく揉むことで簡単に落ちます。
次に、背びれの棘が刺さると痛い。
試しに触ってみましたが、割と本気でやめた方がいいです。指先から出血しました。
調理の際も、調理ばさみで切っちゃった方がいいですね。
最後に。体長が大体15cm程度なので、食せる部分が少ない。
こればかりはもうどうしようもないですからね。
南蛮漬けや煮付けにすると頭まで食べれて美味しいらしいですよ。
自分は素揚げにしちゃいましたが。結構いけました。
さて1匹釣れたら何匹も釣れると書いたとおり、その後もヒイラギラッシュに合います。
全部写真上げちゃうと大変なので割愛しますが、正直見るのが嫌になりました。
途中からリリースしてましたからね。そりゃ皆持ち帰らんわ。
昼過ぎから初めて夕マヅメが近づいた頃、やっと本命に出会えました。
待ってたぜ!
誰もが知る魚、シロギスです。
キスの天ぷらなんか有名ですよね、自分も大好きです。
刺身にしても美味しい、煮ても焼いても揚げても美味しい、釣れたら嬉しい魚です。
残念なことにキスはこいつ1匹だけでした。
かかった魚ですが、全てハゼ用の仕掛けにかかってきました。
原因は間違いなく"ブラーの針が大きすぎた"ことにあります。
ヒイラギもキスも口が小さく、イソメを吸い込んで食べるため
針が大きいと口にかからないみたいです。失敗したな~。
この反省は次回に活きますよ!
片瀬でチョイ投げをする際は、ハリスを小さくしよう!これ大事。
過去にシタビラメを上げている人も、針、エサ共に小さくしていたようです。
近々、再度ここへリベンジする機会ができたので、その時のことも記事にできればなと。
今回はここまで(^-^)/